学校では教えてくれない【登校しぶり初期対応】とは?
わが子が、
「学校へ行きたくない」と
登校しぶりを始めた頃、
どんな対応をしたらよいのか
戸惑ってはいませんか?
実は、学校側はそんな時
対応方法を教えてくれません。
状態の悪化を防ぎ、
長期化させないためにも、
次の初期対応が重要です。
- 辛い気持ちを理解する
- 休ませる(本人の意思を尊重)
- 安心できる居場所を作る
![登校しぶり初期対応
・辛い気持ちを理解する
・休ませる
・安心できる居場所を作る](https://miwa-kosodate.com/wp-content/uploads/2023/10/WTXQ7052-1280x720.png)
辛い気持ちを理解する
一番身近である親が味方であり、
理解者であることが重要です。
ありのままの自分を
受け入れてくれるという安心感は、
恐怖や不安を軽減させてくれます。
かつての著者は、
学校へ行きしぶりだした我が子の
理解ができませんでした。
怠けや甘えと考えてしまったのです。
そして、無理に学校へ行かせたり
連れて行ったりしました。
その結果、状態が悪くなり、
親子関係も崩れてしまいました。
そのため、回復までに、
約3年間かかりました。
お子様の辛い気持ちを理解し、
ありのままの状態を受け入れることは、
早期回復のためには重要なことです。
回復のカギである、親子の信頼関係
も良好に保てますよ。
![登校しぶりの初期に、子どもの辛い気持ちを理解することは重要です。](https://miwa-kosodate.com/wp-content/uploads/2023/10/UNLV3699-1280x720.jpg)
休ませる(本人の意思を尊重)
学校へ行きたがらない=助けて(SOS)
心と身体を休ませたい全身の反応なので、
本人の選択を尊重しましょう。
休み癖がつくことはありません。
心にエネルギーが回復すれば動き出します。
それまでに、どれだけの期間が
かかるかは個人差がありますが、
対応が早いほど、回復期間は
長引きません。
著者の場合は、
「学校へ行くべき」という
前時代的な考えと、
休み癖がつくのではないか
という不安が真っ先にありました。
この考え方が良くありませんでした。
子どもを苦しめてしまいました。
心と身体が元気なら、
学力は、いつからでも取り返せます。
自立もできます。
「休んでもいいんだよ」と笑顔で
伝えてあげると、ぐんぐん回復
していくはずですよ。
![学校へ行くか行かないかは、選択させましょう。
休みたいだけの事情があります。](https://miwa-kosodate.com/wp-content/uploads/2023/10/HRQN2986.jpg)
安心できる居場所を作る
心も身体も、安心して過ごせる場所
びくびくしなくてもいい
ひとりで過ごせる居場所が必要です。
心に負担がかからないことで、
回復に向かいます。
一進一退はありますが、
信じて見守りましょう。
アドバイスは、お説教に
聞こえてしまうことがあります。
ほどほどがよさそうですよ。
また、昼夜逆転してしまうことは
多々あります。
これも、心を守るために必要なこと。
早く寝てほしいけど、ぐっと我慢。
不思議と、回復と同時に
改善していきますよ。
![学校へ行けない時、安心できる居場所が必要です。心から安心できることで回復へ向かいます。](https://miwa-kosodate.com/wp-content/uploads/2023/10/LCHH2062-1280x720.jpg)
まとめ
【登校しぶり初期対応】
- 辛い気持ちを理解する
- 休ませる(本人の意思を尊重)
- 安心できる居場所を作る
これらの対応が、
回復へのカギとなります。
長引かせないために
ぜひ参考にしてくださいね。